あまねくテラス

土田英実 金沢市の心理カウンセラー、コーチ。書道アーティスト。

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大切な人には、「今日どうやった?」の一言だけでもいい。

 

こんにちは!金沢市在住のコーチ兼心理カウンセラー、書道アーティストの土田英実(つちだえみ)です。

 

新学期、新年度ですね。

 

大人は職場異動があり、子供達はクラス替えがあり。

 

周囲の人間関係が大きく変わる時期で、

皆さん気を使われる場面も多いことでしょう。

 

私の中学生の娘も、クラス替えで仲良しのお友達と離れてしまいまして。

 

新しいメンバーでのクラスに少し不安な様子です。

 

もう中学生で、自立心も大いに育ってきている娘なので、あまりこちらから積極的には聞かないようにしています。

 

ただ、「今日どうやった?」と、一言だけ声かけるようにしています。

娘はたいてい「別にフツー」と返してきますが、最近は、言いたいことや聞いてほしいことがある時には話してくるようになりました。

 

私は、「今日どうやった?」の一言だけを続けることに、とても意味があると思っています。

 

実は一年前、私が会社員だった頃。

私は、気持ちの余裕が無かったこともあり、「今日どうやった?」と声をかけることがあまり無かったように思います。

 

帰宅後、忙しくご飯をつくり家事をしてバタバタバタ・・・・。

 

夕食は少し落ち着ける時間で、無言で食べることもしばしば。

 

娘はあまり学校でのことを私に話ませんでした。

きっと、話せなかったんだと思うのです。ママがいつも忙しそうで、疲れていたから。

私自身も、「聴く体制」では無かったんですよね。。

 

毎日、「どうやった?どうやった?」とかなり積極的に聞こうとすると、自立に向かう過程の子には少し重たく感じられるかもしれません。

 

でも、「ママはあなたを見守っている。あなたが話をしたいことがあれば、いつでも聞くよ」という姿勢が伝わっていたらいいと思うんです。(あくまで私の意見ですが・・・)

 

その為にも、たった一言、「今日どうやった?」だけ。

それでいいと思うんですよ。

 

ちなみに、娘は新しいクラスのことをいろいろ相談してくれましたが・・・

 

あくまで本人が「学校でどんな過ごし方をしたいか」、「お友達とどんな関わり方をしたいか」を一緒に確認しただけでした。

 

親ですから、いろいろ関わりたくなるんですが・・・

学校でのことは、親が手助けしてあげられる部分ってなかなか無い。

結局は、本人にしか分からない世界だと思うので・・・。(これも賛否両論ありますが)

 

親も不安ですが、結局は子供の力を信じて、サポートするしかできません。

 

最終的には、娘の想いを整理するのみ、でした。

 

とりあえず、本人が納得(少しすっきり?)するまでお話聞けたら、明日の活力につながると感じました。

 

 

これ、大人も同じではないでしょうか???

 

大人の相談も、その状況を直接手助けはしてあげられない、結局は本人しか分からないし、本人が現場でどうにかしなきゃいけない。

 

それでも、一緒に想いを整理して、「自分はどうしたいか?」を自覚できるだけで、ずいぶん違うと思うのです。

 

自分の想いや気持ちを整理して、自覚して、共感してもらえる場面があれば、それは勇気になります。

 

だからこそ、皆さんの大切な人には、「今日どうやった?」の一言をかけてあげてほしいと思います。その一言だけで、救われることがあるはずです。

 

皆さん自身も、不安な気持ちが続く時期は、気持ちのや想いの整理をするためにも、沢山お話をしてくださいね!

 

カウンセリングでお話することも、とても良いと思います。

4月下旬のカウンセリング日程を近日公開予定です。

こちらからチェックしてくださいね。

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