こんにちは!
「感情の解放~自分らしい生き方」お手伝いカウンセラー兼コーチの土田英実です。
小学校6年生の長女が、
1年生から6年生のお掃除縦割り班のリーダーになったそうで・・・
とっても悩んでおりました。
お掃除をしてくれない子がいる、と。
「机動かすよ~!」などと声をかけても動いてくれない子もいる、と。
挙句、時間内に掃除が終わらず、掃除場担当の先生から、
「リーダーは、時間配分を気を付けなきゃね」と言われたそうです。
リーダーって、大変・・・と悩む娘。
聞くと、全員がそうなのではなく。
メンバーの5年生は、時間が迫ってくると、
やばいやばい!と大きな声で言ってくれるそうです。
「5年生さんに、掃除してくれない子への声かけを一緒にお願いしてみたら?
大変だから助けてって。一緒に声掛けしてくれない?って。」と言ってみたところ、
「6年生なのに、そんなこと言えない。リーダーやし、私」と娘。
社会人でもよくある話だなぁと思いました。
管理職だから、上司だから、
何でも出来て引っ張っていけるリーダーにならなきゃいけない。と思ってしまう話。
もちろん、そういう強いリーダーも、とっても素敵です。
でも、困ったときには、部下に頼れるリーダーも、
同じくらい素敵だと思うんですよね。
「●●さん、私はこれ苦手なのだけど、●●さんは得意分野だったなと思って。
是非みんなに説明してもらえませんか!」
「これは■■君が経験してそうだと思いました。私にも教えてください!」
「どうしよう、忙しくて手が回らない。みんな助けて!」
一見、頼りないリーダーかもしれませんが、
「部下やメンバーに、力を発揮してもらうのが得意なリーダー」でもあるんですよね。
チームメンバーがそれぞれ力を発揮できる組織は強いです。
リーダーによっては、自分が心地よくチーム運営ができる状態かもしれません。
もちろん普段から、
皆の得意分野や個性を知る、コミュニケーションがあってこそですが・・・
そしてメンバーが力を発揮してくれたら、
メンバーみんなで
「ありがと~!」「わかりやすかった!」「助かった!」「さすがやわ~!」
って言い合える土壌があれば、もう最高のチーム!
実はこの土壌作りが、リーダーの一番の役割かもしれません。
話はそれましたが・・・
結局、娘と話合った結果、
★せっかく縦割り班なのだから、5年生、4年生にも少しずつ頼っていいんだね。
6年生と1年生だけのグループじゃないんだし。
★5年生の子が、いつも時間見て「やばいやばい」て言ってるから、
雑巾がけを終わる時間の発表(雑巾がけ終わり!机動かすよ!)を
お願いしてみようかなぁ
という話になりました。
小学校も、会社も、
悩みの本質は同じなのかもしれません。