大切な人がつらい思いをしているとき、
何か励ましてあげられる言葉を・・・て一生懸命考えたりする。
でも難しかったら、何を言っていいかわからなかったら、
無理に何も言わなくてもいいと思うんです。
人の気持ちは、決して全ては理解できないもの。
全部理解できた、なんて思っちゃいけない。
だって、私じゃないから。
でも、分かりたい、分かってあげたい、共有したい思いは忘れずに、
そんな気持ちで、寄り添っていたい。
大切な人だから。
もしも、お相手が、
「辛いんだ」「悲しいんだ」「苦しいんだ」って
言ってくれたら、
「辛いんだね」「悲しいんだね」「苦しいんだね」って、
お相手が出してくれた気持ちを、一緒になぞって共有してみる。
それだけでも、お相手は気持ちを共有できたと思ってくれるかもしれない。
そう思ってくれたら、もうこれだけで。
お相手が一人で抱えていたものを少し分けてもらったイメージ。
大切な人がつらいときは、
気持ちを一緒に共有するつもりで、
そばに居続けていたいと思う。