あまねくテラス

土田英実 金沢市の心理カウンセラー、コーチ。書道アーティスト。

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壊すことを、恐れない

こんにちは!

あなたのすべてに光を照らす★ライフワーク応援2児のママコーチ・カウンセラー

土田英実と申します。

 

最近、私の中で大切だなと思う「ある言葉」があります・・・。

 

それは「壊すことを、恐れない」。

 

家庭においても、仕事上でも、

良いシステムや、やり方を作り上げたものがあったとします。

相当の労力を使いますし、何より情熱をもって取り組んだものであれば、

それに対する愛情は、とても大きいものですよね。

 

作ったものをリリースするときは、

自分も誇らしい気持ちでいっぱいです。

皆からの評価もあれば、さらに誇らしく、喜びもひとしお。

 

「皆が動きやすくなった」

「家族が喜んでいる」

「これで利益が出やすくなった」  などなど。

 

しかし、

 

ずっとそのままが良いわけでは、無いのです。

 

その時は、それが一番と思っていても、

私達は前進を続けるていると、それは古くなっていきます。

 

作り上げたものでも、それが完璧ではない。

常に、ブラッシュアップをしていく。

 

時には、ブラッシュアップどころか、

思いっきり壊して、もう一回フラットな状態から作りだす!

 

状況に応じて、それが必要になることもあるでしょう。

 

そんな時、私は、

「あれだけ苦労したのに、がんばったのに」という思いが、

どうしても出てきてしまう人間です。

 

もちろん、その先のビジョンが見えていれば、

その再構築も意欲を持ってできるものだと思います。

 

自分で作ったものを、

自分で壊す強さ、

 

そんな人間になりたいと思いますが、

気持ちの切り替えが難しい時もあるかもしれません。

 

そんな時に、あることに気付きました。

 

「壊してくれる人が、いる」ということ。

 

自分が作ったものを自分で壊すことは出来なくても、

それを使ってくれていた人達が、

それを使ったうえで、

さらに良くなるように、

壊して、作ってくれる。

 

これ、もしかしたら、

「自分の作ったものが良くなかったのかな」と思うかもしれませんが、

そうではなくて、

 

「自分の作ったものがあったから、次につながるものを作ってくれた」のです。

 

そして結果は良い報告へ進んでいく。

 

自分で作って自分で壊すのは、とても素敵。

でもけっこう難しいことも。

 

「自分」が作ったものを壊して作り直してくれる人には、

「ありがとう」の気持ちを言えたらいいなと思うのです。

自分の作り上げたものをちゃんと認めて、

壊してくれた相手にも敬意を示す。

 

壊して、作り直してくれる人が、

自分の子供だったり、チームの年齢の若いメンバーだったり。

 

それは、様々な世代が集まるチームにおいて、

とても良いコミュニケーションになるのではと思います。

 

作り上げたものを壊す時に、

同じように悩まれた方に、

この記事が届きますように。

 

壊すこと、壊れることを、恐れない。

そんな人間になりたいと思っています。